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高校生です。私は、
私ってなんでこんなにダメなんだろう。なんでこんなにダメなんだろう。......と、ずっと考えてしまいます。きっかけは、ある人にずっとけなされていた事です。その人は男性の塾の教師でした。私の担当でした。料理が出来ない事を、女の子はできた方がいい。その方がモテるよ。とまるで女が料理をするのが当たり前で正しいみたいな言い方でずっと言ってきました。私自身料理の練習はしていて、それでもその話をするとダメ出しばかりされて...。成績だって私は良かったし努力もしてたのに、ちょっと間違えただけですごく責められて、明らかに他の生徒より不利に扱われていました。ある時、先生が私にMっぽいねと言ってきたことがありました。だから、私が喜んでいると思って嫌なことばかり言ってきたのかもしれません。でも、私の自尊心は少しずつ削り取られ、気づいたら「私ってなんでこんなにダメなんだろう」とずっと考えるようになりました。ものすごく辛いです。
相談者:匿名 さん その他 2020 4/21

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はじめまして 臨床心理シランの室です。

あなたの辛い気持ちよくわかります。
なぜなら、自分が自分をだめだと評価してしまことほど辛いことはないからです。

自分にとって自分の周囲の人は環境になりますが、人間はその環境から大きな影響を受けてしまいます。
とくに、子ども時代、思春期、青年期など自我が確立されていない時期は環境(身近な大人など)の多大な影響を受けてしまいがちです。

その頃に、身近に接する大人(親、教師など)から言われた言葉が自分の心に大きくのしかかり、その言葉に左右されてしまうものです。それは、自分が確立されていないので周囲の評価を無条件に受け入れてしまいがちになるからです。

本来のあなたの価値は、その塾の先生が決めるわけではありません。あなたの全体から見れば、その塾の先生の評価は十分の一にも当たらないものですが、あなたは、十分の十と捉え、自分の価値を低くし、「自分をだめだと」と決めつけてしまっています。

あなたは、自分をあまりにも至近距離から見てしまっています。また、一つの方向だけから見て、あなた自身を評価しています。その評価視点とは、その塾の先生の視点です。あまりにも「井戸の中の蛙 大海を知らず」といった狭い視点になっています。そのとらわれを明らかに見て、そのとらわれから離れるべきです。

自分を多面的に見てみましょう。いろいろな角度から見てみましょう。違った視点からみてみましょう。親の目、学校の先生の目、友達の目、過去の目、未来の目、多種多様な視点から見れば、あなたの素晴らしさ、可能性を秘めたあなた、希望や未来のあるあなたなど、たくさんの可能性のあるあなたが見えてくるでしょう。

あなたは、だめではありませんよ。一人の塾の先生の目や言葉に振り回されるのは愚かなことです。大海の一つの波に振り回されては愚かです。
あなたは、あなたの他面や視点を変えた素晴らしい自分をみるべきです。あなたが大海になればよいのです。

固定的な思考から柔軟思考に、単眼思考を複眼思考に変え、自分をいろいろな視点から見て、自分のすばらしさを見つけていきましょう。
高校生のあなたなら、今後大きく成長できると思います。
回答者: さん 2020 4/23
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