人生の先輩として、一言申し上げます。
「行き詰ったら原点に帰れ」という言葉あります。
あなたが東京に行ったのは、希望の仕事をするためだったと思います。
あなたの未来設計は、希望の仕事をすることで実現されることと思います。今、それは東京で進んでいます。
しかし、仕事を離れた生活では知り合いもおらず、空しさを感じているということです。
一方、北海道の地元では、仕事はないけれど、知り合いも多く、心が癒されます。
未来を展望し、原点に戻るならば、自分の自己実現を、仕事を通して果たそうとするなら、希望の仕事で自分を磨いていくことではないでしょうか。
私事で恐縮ですが、18歳で北九州から、単身身寄りのない東京に行き、牛乳配達少年で、定時制高校に編入しました。誰一人知り合いもいませんでしたが、定時制高校、また牛乳販売店で知り合いができました。29歳で就職の関係で地元の北九州に戻りましたが、今でも東京時代の知り合いと、手紙のやり取りをする人が数名います。私は、意識して友達や知り合いを作ろうとしたわけではありませんが、ありのままに人と接する中で、自然に知り合いができたと思います。
確かに東京は、かつて人間砂漠と言われたように、人間関係が冷えているかもしれません。しかし、受け身ではなく、能動的になれば、知り合いも増えるし、良き友もできると思います。
北海道の知り合いには、手紙やメールでやり取りしながら、東京で新しい友を作るほうが価値的だと思います、北海道にはいつでも帰るからです。