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たぶん2年前ぐらいから生きてても何もいいことないや、、と本気に思うようになりました。表向きは割と明るくて、いつも笑顔だね、とか、癒される、とか言われてまるでそんなことを思っているとは思われてないと思います。でも夜とかふと本当にもうこの人生が終わればいいのに、ずっと夜だったらいいのに、朝にならなければいいのに、目が覚めなければいいのに、、と思いながら眠りに付くこともあり、いつかふとタイミングがあれば死んじゃっても全然もう後悔ないな、、と割と本気に思う自分がちょっと怖いです。。

本当に人生を失敗してしまいました。だって、もう37だというのに定職にも就けずずっと派遣で、しかもコロナで派遣先は激減し、アルバイトを何社受けても全然受からず、男性には好意を持つとみんな迷惑して嫌われてしまうので、普通に話したりして楽しく過ごすのはいいんだろうけれど、私は誰かを好きになったらいけない人間なんだ、、と思うようになりました。

この先どんどん歳をとって、どんどんみじめに老けて行くのかと思うと、本当に生きて行きたくなくなります。誰かにでもこんな暗いことなかなか言えなかったので、愚痴ですが書かせて頂きました。
相談者:匿名 さん 誰にも言えない悩みの相談 2020 8/18

回答 2

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心の問題がおきたときは、「より自分らしく本来の可能性を発揮し自分らしく輝きたい」という心からのメッセージです。
心は自分の傷つきを自分の力で癒して治そうとする自己治癒力を持っています。

心理学の気分一致効果とは、良い気分のときには良い情報が、悪い気分のときには悪い情報が、気分に影響されて変化するという心理現象のことです。

今が幸せだったら、その今に導いてくれた過去の出来事すべてに感謝できるようになります。
今が良ければ過去も変わります。

自分を無条件に愛することは、他人から無条件に愛されるという経験を通して、自分のものになっていきます。
良いイメージを描けば人生は良く変わります。

いが叶ったときのことをイメージしましょう。
 出来る限り具体的に、生々しくイメージするほどその願望が叶えやすくなります。

現実を変えるためのカウンセリングを受けてみませんか?
mental@r-empathy.comでお待ちしております。
回答者: さん 2020 8/18
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はじめまして。臨床心理シランの室です。
あなたの愚痴、しっかりと聞きましたよ。人間としてだれしも一度は考えたり悩んだりしたりするものだと感じました。少し長くなりますが、かつて同じことで悩んでいた人生の先輩として、お話しさせてください。

人間として生まれてきて、全ての人に平等なことの一つは、「必ず死ぬ」ということです。どんな財閥も、大統領も、同じように死にます。人間は生れた時から死に向かって行進する存在なのです。

あらゆる思想哲学が死について考察してきました。いかに死ぬかは、いかに生きるかということのようです。つまり、あなたの今の悩みは、心の奥底で「本当の自分の生き方」「本当の幸福」を求めているからこその苦悩といってよいでしょう。

人間の幸福とは何か…財や金という物質的なものを何不自由なく得ることなのでしょうか。あるいは、社会的な地位や名声、優れた能力や健康、よき伴侶や家庭があれば幸福なのか…しかし、この満足も、何かあれば一朝にして消えてしまいます。つまり相対的な幸福なのです。これらは、例えば病気になれば、あるいは家庭不和など精神的な苦悩の前には何の力にもなりません。

では、何が崩れない幸福なのか…それは比較相対を超えた絶対的なものです。つまり心の豊かさであり、心の広さであり、心の賢さであり、心の強さ、柔軟性、素直さ、思いやり、慈しみ…つまり「優れた心の持ち主」になることです。人柄の良い、人間性豊かな人格者です。比較相対を超えた絶対的なものです。環境や他者に依存されず、自己の内面に確立されたものであるから、壊されることはありません。

環境との相対的な幸福(満足)が砂上の楼閣のようなものであるのに対して、心に積み上げた宝は、死に際しても崩れない、永遠なものとブッタは教えてくれています。

「どう生きていけばよいのか」

私も大学時代に自分がわからなくなり、「人は何のために生きるのか…」と悩み、哲学、思想宗教、人生論の本を読みあさったことがあります。

その一つを少し紹介します。

 釈迦(ブッタ)は何不自由のない王子として生まれ育ちましたが、人生に悩んでいたと言われています。

ブッタの人生を求めての旅(出家)の動機…王宮の東門で老人を見て、人は老いる苦しみを免れないと知ります。西門に病人を見ては、人は病気の苦しみを避けられないと知ります。南門に死人を見ては、人は死ぬ存在という苦しみを持っていることを知ります。そして北門で高徳の人を見て、全てを捨てて出家したと言われています。

ブッタの悟り…生老病死という四苦は無常(人間を含め、万物は一定のところにとどまることができず、絶えず変化するもの。無常なものに執着するゆえに苦が生まれる)ですが、その背後に常住の生命(壊れない心)を悟ったといわれています。

ブッタの生命観…誰人の中にも等しく内在する可能性の生命…創造的で幸福になっていける生命と智慧が具わっている。自らも幸福になるとともに、周囲の人(自然も含めて)も幸福にしていくという慈悲の生命と言われています。いかなる運命や宿命をも転換できる生命の働きをもつという生命観です。

一日の人の命は、宇宙の宝すべてよりも尊いとも説いています。なぜなら、人間だけが、自らを変えていける尊い存在とも言われています。確かに動物や植物は、自らを変えることもできず、本能のまま、生態系に従って生きています。

その尊い人間の生命として誕生してくる可能性をガンジス川の無数の砂の一粒という譬えで説いています。つまり人間生命はかけがえのない尊さをもった存在ということです。しかも、どんな境遇、運命も宿命も、自らの生命に具わる可能性を信じていけば、転換できるとも説かれています。

 充実した生き方は環境から与えられるものでもなく、目標に向かって主体的に生きる生き方の中に生まれると言われています。その生き方も他者貢献につながる生き方とされています。自分だけという利己主義を乗り越え、他者の生命の役に立つと言う慈悲の生き方に本当の幸福は宿ると教えてくれています。

今のあなたの悩みは、「人生とは何か」「人としての本当の幸福とは何か」という人間の大事な原点を見つめ、再出発することを教えてくれいるのかもしれませんね。

人間生きている限り、どこからでも、何歳であってもやり直しがきくものです。
37歳、まだ人生、これからが本番です。
伊能忠敬は50代後半から全国を回り、日本地図を完成させたと言われています。私も50代半ばから教師をしつつ、通信教育で臨床心理学を学び、60歳で臨床心理士資格をとり、今、心理士として社会貢献させてもらっています。

多くの失敗は、よりよい人生のための生きた苦い辛い貴重な体験であり、かけがえのない学習なのです。目的達成のため努力を続け、自らを向上させ続けていけば、そのことが分かる日が必ずやってきます。

最後に私が感銘を受けた詩を紹介します。
 「青春の詩」        サムエル・ウルマン作

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ.
逞(たくま)しき意志,優れた創造力,炎ゆる情熱,怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心,
安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ.
年を重ねるだけで人は老いない.
理想を失う時に初めて老いがくる.
歳月は皮膚のしわを増すが,情熱を失う時に精神はしぼむ.
苦悶や狐疑(こぎ)や,不安,恐怖,失望,こう言うものこそ
恰(あたかも)長年月の如く人を老いさせ,精気ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう.
年は70であろうと,16であろうと,その胸中に抱き得るものは何か.
日(いわ)く,驚異への愛慕心,空にきらめく星晨(ほししん),その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(きんぎょう) 事に処する剛毅な挑戟,小児の如く求め止まぬ探求心,人生への歓喜と興味.

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる.
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる.
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる.
大地より,神より,人より,美と喜悦,勇気と壮大,
そして偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない.
回答者: さん 2020 8/19
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