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タイトル通りです

最近になりずっと「何の為に生きているんだろう」と考えてしまいます。
就活への不安から来ているのか、こんな不景気に自分を雇ってくれる場所なんて、という悲観的な考えから来ているのか分かりませんが悪い方向にしか考えが進まない。

痛みなく消えれるならすぐにでも次の人生に切り替えたい。

恋人もいなく結婚してる未来も想像付かないし、選べる立場じゃないのは分かってますがやりたい職業もない。これから私はなんで生きるの
相談者:匿名 さん 誰にも言えない悩みの相談 2020 8/28

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生きていると、不本意な事が多いです。
「楽」より断然「苦」の方が多いです。

しかし、生きていれば「生きていて良かった!」と思える時もあります。
そのために生きているのではないでしょうか?

幸せの定義は人それぞれです。
幸せはあなたの心で感じるものです。

人間以外の生き物は、「何のために生きているのか?」という疑問は持ちません。
生まれてきたのは、死ぬためではなく、生きるためだと思います。

あなたは、生きているのではなく、生かされているのです。
感謝と貢献を忘れないでください。
回答者: さん 2020 8/28
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今の生活がうまくいかない、辛くて苦しいから終わりにして、つまりリセットして新たに生きることができないだろうか…。

ゲームのようにそんなことができればいいのですが…現実の命はゲームと違い、リセットして転生できるかどうかわかりません。現実は厳しいものです。

輪廻転生は、一種の迷信のようなものです。仏教には輪廻転生という思想はありません。あるのは厳しい自己責任を科すカルマの法則です。カルマ=業=行い・行為の集積ということです。生まれて行為してきたことの積み重ねが業ですから、苦しい人生であれば、その苦しみが、死後も続き、来世の生(人間に生まれるとは限らない)にもそのまま引き継がれると言う教えです。


わかりやすく言えば、前の日(前世)に1億円の借金をもって眠った(死)とします。眠っている間は借金のことは忘れていますが、眠りから覚めれば(新たな生)、一億円の借金はそのまま残っています。

つまり個人の業は連続しています。リセットはないのです。割引もおまけもありません。自分の行為の責任は自分が担う。それが業思想であり、仏教思想です。このことを生命物理学者は生命保存の法則からこの連続性を説明しています。

苦しんで死ねば、苦しんだ姿で生まれると言われています。楽しく今世を終えて死ねば、次はまた楽しみの姿で生まれると言うのです。動物的な生き方をすれば、動物に生まれことになります。これが、仏教の因果のカルマの教えなのです。

臨死体験1000名の方のデーターを基に死の世界を探究されたアメリカの医学者キューブラー・ロスという有名な方がいます。名著「死ぬ瞬間」という本を著しています。そこには、人間の死ぬ過程が描かれています。彼女は、仏教の業思想(カルマの法則)を信じると言われています。業には割引はありません。どこまでも自業自得であり、自分で責任をとるという考えなのです。

 仏教の開祖、釈迦(ブッタ)は何不自由のない王子として生まれ育ちましたが、心に煩悶を抱き、人生に悩んでいたと言われています。

人生は生老病死(生きる・老いる・病になる・死ぬ)という四つの苦しみから逃げることはできない。その四苦に代表される人間の苦しみの解決のために、釈迦は出家し求道の旅に出たのでした。

人生の意味を探究し修行を続けた結果、釈迦は生命の真実、宇宙の実相を悟ったと言われています。
釈迦の悟り…生老病死という四苦は無常ですが、その背後に常住不変の生命を悟ったといわれています。
釈迦の生命観…誰人の中にも等しく内在する可能性の生命…創造的で幸福になっていける生命と知恵が具わっている。自らも幸福になるとともに、周囲の人(自然も含めて)も幸福にしていくという共生の生命観と言われています。いかなる運命や宿命をも転換できる生命の働きをもつという生命観です。

人間だけが、自らの可能性を信じて自らを変えていける存在とも言われています。確かに動物や植物は、自らを変えることもできず、本能のまま、生態系に従って生きています。

その尊い人間の生命として誕生してくる可能性をガンジス川の無数の砂の一粒という譬えで説いています。つまり人間生命はかけがえのない尊さをもった存在ということです。

人間として生まれてきて何のために命を使うのか…使命を自覚するとき、人は変わるといわれています。人のため、お世話になった人のため、恩を受けた人のために生き、恩に報いる…その生き方に目覚める時、人は変わります。

かけがえのない可能性に満ちた命です。大事にされてください。一たび人間の生命を失えば、無限ともいうほどの期間、再び人間に生まれることはできないと仏教には説かれているほどですから…。千載一遇の人間の生を大事に大事に生きることです。
 
回答者: さん 2020 8/28
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