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私は実家から4時間ほど離れた所で夫と暮らしております。
実家は父、母の2人暮らし、1時間程離れた所に兄家族が居ます。
4、5年前から実家の父の言動が少しおかしく、私の行動に執拗に注文をつけるようになりました。
長電話、攻撃的なメールなど、ずっとこらえて穏やかに接して来ましたがストーカーの様な恐怖感を感じ、
母、兄に『父は認知症になっているのではないか、一度診察してもらった方が良いのでは』と相談しても
半分他人事で私は放っておかれ、最後には動悸がして母に訴えたら母から父に話すと言い、半年ほどそれきりに。

半年後位に思い立って、『私の事は大丈夫だから、父自身の今後を一緒に考えたい』と手紙で伝えたら、
父は心から感謝してくれて、私への執着も全くなくなりました。ただしその場で父は、
『この数年の家族の不調和の原因は父と母の不仲が原因だ』と言い、
予想外の展開にショックでしたが二人の愚痴を聞いてその場を終えました。

その後何回か実家に通ううちに、明らかに父の足腰が衰え言動もおかしくなってきているのが分かったので、
私から直接父に『病院に行ってみよう』と伝え、検査の結果認知症がかなり進行していることがわかりました。

それ以来毎月のように実家に通い、時には私の家にも来てもらい父と母に向き合ってきましたが、
母と兄は私に要求ばかり。母からは『今すぐ来て欲しい』と電話がかかってきて行ってみると、
自分や兄のことばかりあれこれ話始め、私の反応を見ては『あんたは冷たい』とか『もう来ないで』とか言われて帰ります。

『よく来てくれたわ』とか『元気そうでなにより』といった親子の会話は一切なく、
自分が美容院に行きたいとか、孫の写真をもっと見てよとか、もっと頻繁に来て欲しいとか。
私の日々の生活のことも少しは察して欲しいのですが、『話してくれなきゃ分かるわけがない』と言われます。
その割に『もっとこうして欲しい、兄家族のことを察してあげて欲しい。』と、家族の義務を匂わせてあてにされます。
兄家族は私には一切連絡して来ないし、こんな母のことを兄に相談しようとすると『母に優しくしてあげて』
『それは母の気持ちであって、僕は何も頼んでないでしょ』と異常に声を荒げて怒り出します。
私にしてみればずいぶん勝手な母と兄の要求に、応じきれない私の方が冷たいと責められることが続いています。

これから十年、二十年とずっとこの構図の中で私は非情者扱いされ続けるのは本当に辛いです。
母も兄も、他人やお金、見ためや立場にばかりこだわって依存していることをいつも感じ、
散歩中も病気の父を母はご近所仲間から隠そうとします。
本当は母と兄が自立して自分の人生を歩いて欲しいし、そうしてくれないと私は彼らの人生まで見ることは出来ないのに。
そうしたことに妙に敏感で、少しでもそれに触れるような内容の会話になると怒りだします。

こんな状況で、私自身もうおかしくなりそうです。これ以上何か、私が取るべき前向きな行動などあるのでしょうか?
[受付け終了のコメント] 親身になって聞いて下さり、ありがとうございました。
相談者:匿名 さん 親子関係 2019 9/8
2019 9/15 回答受付け終了

回答 4

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ご相談内容を拝読しました。
自分以外の人は、例え親兄弟であっても他人です。

まず、身内はあなたにとって一番近い他人だと言うことをご理解ください。
誰もが、この世で一番大切な人は自分です。

人の為と書いて、「偽り」という字になります。
情に竿させば流されます。

時には、非情にならざるを得ない場合もあると思います。
自己犠牲は自分にとって良くないです。

分からなくなったときに、あなたに共感し、無条件で受容してくれる人がいると気持ちが楽になります。
あなたにご負担のない条件で結構ですので、実際に私のカウンセリングを受けてみてください。

mental@r-empathy.comでお待ちしております。
回答者: さん 2019 9/9
早々に適確で実直なご回答を、ありがとうございます。
拝読しながら、冷静になって考えてみました。
母、兄の匂わせる義務感に操られることに憤りを感じながらも、
私自身どこかでそこに身を置いて波風立てずに済ませようとしていた様に思います。
一見私以外の人間はうま味がある様に見えて、大きな意味では全員不幸になる道を邁進してたのだと気付きました。
この攻撃的な依存に対して、『皆が不幸になるから』と突き放すことに決めました。
今後向こうが執拗に訴えかけてきて心が揺らぎ折れそうになりましたら、カウンセリングをお願いしたいと思います。
1 共感!
はじめまして 臨床心理シランの室です。
あなたは孝行心の強い人ですね。残念ながら、あなたの善意が裏目に出ているような気がします。あなたは賢明にならなければ、あなたがつぶれてしまいます。以下に率直な意見を述べさせてもらいます。

あなたは子どもの義務として両親の面倒を見るのは当然であるから、みなくてはいけないという観念にとらわれ過ぎているような気がします。そうしないと、安心できないのでしょうか、罪悪を感じるからなのでしょうか…。4時間もかかって毎月通うのも大変なことです。あなたに夫がいるにも拘わらず…。まして近くに長男が在住しているにもかかわらず。両親の面倒は、まずはお兄さんに任せればよいと思います。できないところを妹のあなたが補う程度でよいのではないでしょうか。
あなたは、あきらかに入り込み過ぎています。母親の依存心が、そんなあなたの心に上手に入り込んで、あなたを操作しているような気さえします。

母親も、お兄さんも、あなたの義務感の強さに依存しています。義務感の強さは、あなたの弱みにもなっていて、彼らは、そんなあなたの弱みに付け込んでいるようです。客観的に見れば、あなたも母親との距離が取れていないように思われます。「彼らの人生の面倒をみる」など、とてもできることではありませんし、それはある意味、過剰な思い入れであり、その思いは、過保護となり、周囲を駄目にしてしまいますので、そんなことはやってはいけないことでしょう。彼らは自己責任で生きるべきなのです。

あなたは、どこかで母親に支配され、振り回されているような印象が見られます。母親と関わることで、心は不安定になり、嫌な思いをし、傷ついてしまうという現実が、それを物語っています。

あなたは、あなたの人生を生きることです。あなたの家庭を大事にすることです。あなたが母親やお兄さんに振り回されない確固とした信念を持ち、強い自分になることです。つまり本当の意味で親から自立をすることです。それが本当の親孝行になると思うからです。

母親の要求に応えることが孝行とはいえません。母親のあなたへの「わがまま」や「勝手放題」の要求に応えることは、母親の自立を妨げているといわれるでしょう。

それぞれの役割を明確にすることです。嫁いだあなたは、まず自分の家庭を守り、夫を大事にすることです。父親を守り、面倒を見るのは母親の役割です。お兄さんも自分の家庭があるから、それを優先させることと思いますが、両親の面倒をみるという世間的な考え方をすれば、長男であるお兄さんがまず、その一番手と言われるでしょう。まして1時間と言う近い距離なら当然です。

「冷たい」とか「非情」とか思う必要は全くありません。それは、あなたの弱みに付け込む言葉であり、あなたを利用する言葉になっているからです。

精神的自立…一定の距離をとって母親と関わることです。一個の人格としてお互い関わることです。できないことはできないと言うし、無理なことは無理とはっきりいうことです。けっして悪く思う必要はありません。母親から精神的自立をすることは、一種の「喪失」体験に似た感情を乗り越えなければなりません。感情的段階(母親に対しての罪悪感、冷たいと思われるなどを乗り越える)、脱愛着(母親への過剰な思い入れ)、そして現実をありのままに受け入れるという受容の段階を経なくてはならないかもしれません。

あなたの母親に対する考え方や関り方、距離の取り方を変えることが、今のあなたに求められる「前向きな行動」になると思います。
回答者: さん 2019 9/9
早々に丁寧で親身なご回答を、ありがとうございます。
拝読しながら、冷静になって考えてみました。
母、兄の匂わせる義務感に操られることに憤りを感じながらも、
私自身どこかでそこに身を置いて波風立てずに済ませようとしていた様に思います。
実家が幸せで仲の良いということは私の心の平安や大きな自信になるのですが、
私の一人芝居でどんなに取り繕ってもそれは見せかけ、偽りの平安なのだと確信しました。
一見私以外の人間にはうま味がある様に見えて、大きな意味では全員不幸になる道を邁進してたのだと気付かされました。
この攻撃的な依存に対して、『皆が不幸になるから』と突き放すことに決めました。
1 共感!
回答へのお礼とお返事ありがとうございます。
カウンセリングは、心が折れてからより折れないように予防するのが良いとです。

熱中症になってから水分補給するのと、熱中症なる前に水分補給するのでは、断然後者だと思いませんか?
これまでの関係性を考えると、今後あなたの心が折れるような出来事が予想されます。

予防的カウンセリングをお勧めします。
条件等の詳細はお問い合わせ頂いたときにお伝えします。
回答者: さん 2019 9/11
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回答への返信、ありがとうございます。
回答者たちの言葉をきっかけに、気付きを得られたようですね。それは、今後のあなたと母親の関係が改善される兆しのような気がします。
ただ少し気になる点がありますので、感想を述べます。杞憂かもしれませんが…。

根本はあなたと母親との関係のようです。幼少期から今日までの長い年月の中で作られた関係性であるため、関係を健康的なもの(ほどよい関係)に再構築していくことは、時間と忍耐と努力と支援者が必要でしょう。頭でわかるという知性の部分と、感情の部分は一致しないからです。

今後、母親のあなたへの関りは、主として感情に訴えかけ、あなたを揺さぶり続けるでしょう。長年、それに応えることで心の平穏と平和を保ってきた事実があるため、感情の安定さを失わず、冷静に対応をすることは容易ではないと思います。

「突き放す」という行動もある時は、効果的かもしれませんが、根本的解決にはならないような気がします。今までの母親による支配(あなたがいう攻撃的依存)に対して、心の平和のため従順に従ってきた自分と、母親を「突き放す」自分は振り子の両極のように見え、どちらも中庸を欠いていると思えるからです。

根本的解決は、「突き放し」や「義務的な従順な行為」にあるのではなく、「程よい関係」の中にあると思います。つまり、あなたが母親に対して義務的に応える中で得られる仮初の平和と決別し、葛藤と不快(嫌な思いの中で、関係を調整していく努力の積み重ね)の先に訪れる自立、その中で作られる関係です。自立した人間(安定した心の持ち主)は、母親の表面の言動に振り回されず、心を見、心を読み取り、何が正しい対応なのか、的を得た行動できるようになるからです。その対応は、やがて、母親さえ安定に導くはずです。

母親との、ほどよい関係の構築、そして本当の自立があなたの課題だと思われます。
その達成の暁には、あなたや周囲に幸福が訪れるでしょう。
回答者: さん 2019 9/14
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